Smokers’ Haven Select Mixture (スモーカーズヘヴン セレクト ミクスチャー)
ラタキア、オリエンタル少なめ。味薄め。
US$13.5/2oz也。(税・送料別)
味とは関係ないんですけど、”Smokers’ Haven”のブレンドの説明文は難しいものが多いですね(泣)。「Smokers’ Haven IN-B-TWEEN Mixture (スモーカーズヘヴン インビトゥイーン ミクスチャー)」でも苦労しましたが、こちらもまた難しい。あと、パッケージの説明文の文字が小さくて、印刷がにじんでいるので、老眼がはじまっている私には読むだけでも一苦労でした…。
と愚痴から入ってしまいましたが、開封するとかなり水分が多く、パッケージの説明文にある通り、ラタキアやオリエンタルの香りはあまりしません。そのまま着火すると序盤の火保ちがかなり悪いので、軽く乾燥させてからパイプに詰めた方が良いかと。肝心のお味の方はというと、う〜ん、なんか薄いなぁ…ラタキアはごく弱く、オリエンタルは極々わずか、ヴァージニの甘さも控えめで、とにかく薄いです。メリーランドあたりで薄めてあるかと思ったのですが、調べた限りではヴァージニア、ラタキア、オリエンタルしか入ってないみたいです。「この薄さ、前にもなんかあったな?」と記憶をたぐってみると「Esoterica Tobacciana And So To Bed (エソテリカ アンド ソー トゥ ベッド)」だっ! 共にジャーマイン製かっ!
中盤になるとヴァージニアの熟成された甘味とラタキア(シリア産かな?)の味も立ち上がってきて、終盤にかけてさらに濃くはなってきます。ただ、もう一声何かが欲しくなっちゃいますね。
パイプに詰める前に乾燥させる事で序盤の火保ち問題を回避すれば、確かにクールバーニング、ドライスモーキングが容易なブレンドではあります。しかし濃い味好みの私からするとやっぱり物足りないですね。味が引き立つパイプで喫煙すると、ゆ〜っくりと、味をじっくり噛み締めながら喫うタイプの方にとっては旨いんだろうな…というのは分かりますし、ヴァージニアをフィーチャーしたブレンドとしては実際旨いのですが…。
パイプスモーカーの中でも良い意味で枯れた通人向けのブレンドで、私にはまだ早いのかもしれません。当分次は無いかな。