McClelland Personal Reserve: Bombay Extra (マクレーランド ボンベイ エクストラ)
ペリクとラタキアがおおらかに競演。
US$ 15.29/100g也。(税・送料別)
個人的に高評価だった「McClelland Personal Reserve: Bombay Court (マクレーランド ボンベイコート)」のリファイン版? 過去に発売されていた同名のブレンドのリバイバル品という情報もありますが、過去のブレンドを知らないのでそこは何とも言えません。
パッケージの説明文によると、ボンベイコートをさらにリッチにしたブレンドという事で、ペリクも追加されています。どちらかと言えば繊細系だったボンベイコートより葉組が複雑になっているので、さらに繊細かと思いきや!?
序盤は熟成されたヴァージニアの甘味メインにペリク、オリエンタルが効いて、ラタキアは控えめ。でも、控えめなラタキアが地味ながら良い仕事をして味を引き立てているのがよくわかります。ベースをラタキア、アッパーをヴァージニアがおさえて、その間にペリクとオリエンタルが並び立っているような味とも表現できるかも。確かにボンベイコートよりリッチですね。
中盤は、オリエンタルが弱まり、ペリクのサワー感とラタキアのスモーキーな味がかなり効いてきます。この辺からボンベイコートとの違いが広がってくるとも言えるでしょう。
終盤になるとペリクがやや弱くなり、その分ビターな甘さが出て「McClelland PCCA Jubilee (マクレーランド ジュビリー)」に近い味になってきますが、こちらの方がラタキアがやや強めでニコチンもキツめですね。良く言えばおおらか、悪く言えば大雑把な味って感じですね。
全般を通じてペリクが結構効いているせいか、ボンベイコートとの違いはそれなりに大きいように感じました。オリエンタルの繊細さを味わいたいならばボンベイコート、イージーにおおらかに味わいたいならばボンベイエクストラって感じですかね…というか「同じシリーズ」という事を意識してあえて比較する必要はないのかも。ニーズが異なるので「どちらが好き」とは言いにくいですが、どちらも旨いブレンドである事は確かです。
ピンバック: McClelland Bombay Court (マクレーランド ボンベイコート) | さぼ亭日乗
ピンバック: McClelland Personal Reserve: British Woods (マクレーランド ブリティッシュウッズ) | さぼ亭日乗