GBD VIRGIN 2515 Billiard
GBDのビリアード。結構大きめ。
GBDはeBayでのタマ数も多く、シェイプも豊富、しかも比較的安く落札できますね。”VIRGIN”はGBDでは高級ラインのようですが、US$90程度で落札できました。
オーソドックスで地味なのですが、うちのこの個体の最大の特徴はラタキア系が滅法旨いことです。はじめてのラタキア系ブレンドを味わう時のベンチマークパイプになっています。ラタキア系じゃないブレンドだと特に何も感じないんですけど、不思議なもんですね。
GBDはそもそものシェイプ数が多いらしく、シェイプナンバーは、このブログからもリンクしている「Bulldogs and Billiards」の「GBD Shapes/Numbers」に詳しくまとめられています。今回紹介している”2515″はストレートのビリアードですが、結構大きめで長さが約17cmあります。シャンクも太めでごっついイメージです。以前紹介したダンヒルの「DUNHILL SHELL BRIAR LB (1961)」に比べると、全長は約1cm長く、シャンクは2〜3mm細いです(それでもやはり太く感じる)。全体的にすごくバランスが良く、カッコいいビリアードですね。オールドブリティッシュ系では、チャラタンと共にコツコツ集めていきたいブランドです。
最近割と現代の作家モノに興味がいっているのですが、ビリアードみたいなオーソドックスなシェイプは「旨いGBDあるから無理して買わなくてもいいじゃん!」と思いとどまる要因にもなってくれています(笑)。
私のパイプの中でも、足腰というか体幹というか、縁の下の力持ち的な役割を担ってくれている大切な一本です…地味だけど。