McClelland Grand Orientals: Yenidje Supreme (マクレーランド イェニジェ シュプリーム)
「煙草の女王」はどうして旨いかって?「生まれたときから旨いからよ!」
US$ 10.49/50g也。(税・送料別)
いきなり結論。このブレンドは神がかった旨さです。パッケージに誇らしげに”The Queen of Tobaccos”とあるのは伊達じゃないです。以前、個人的に非常に高い評価で紹介した「McClelland Grand Orientals: Yenidje Highlander (マクレーランド イェニジェ ハイランダー)」はラタキアが入っていましたが、こちらはラタキア無し。ラタキアが無い分「イェニジェ葉」の特徴がより濃く出ているのではないだろうかと、喫う前から期待値が高かったブレンドです。で、結果は期待の上を行ってました。
「イェニジェ ハイランダー」を紹介した時に、「イェニジェ葉」の味を、
イェニジェ葉の、スパイシーさは控えめながらもしっかり存在し、それに加えてまろやかな甘みを持つ旨さ。
と書いたのですが、ホントそれ! 「イェニジェ ハイランダー」はラタキアの味も結構効いていたのに対して、こちらは「イェニジェ葉(クサンティ葉)」プッシュでパッケージの説明文にもある通り「煙草の女王様のすごさを教えてあげるわ! 感謝して味わいなさい!! 踏み踏み…」モード。素晴らしすぎます!
「イェニジェ ハイランダー」との具体的な違いは、ラタキアの有無のせいか、「イェニジェ シュプリーム」の方がスモーキー感とアーシーさは薄めで、その代わりまろやかな甘さと、若干ですがスパイシーさが強め。気軽に連投するならば味に複雑さがあって飽きにくい「イェニジェ ハイランダー」。心の準備をしっかりとして、腰を据えてジックリとイェニジェ葉を味わうならば「イェニジェ シュプリーム」ですね。
全般を通して味は大きくは変わりませんが、終盤になると若干スモーキーさが強くなってきます。そういう意味では、「イェニジェ ハイランダー」は序盤にある程度の緊張感があり、終盤にリラックスさせる組み立てなのに対して、「イェニジェ シュプリーム」は逆に、終盤に複雑さと緊張感を持ってきているイメージです。
いや〜素晴らしい、実に旨いブレンドで、マクレーランドに最大級の賛辞を送りたいです。こんな旨いブレンドが、特に品薄でもなく欲しいときはいつでも買えるなんて! オリエンタルが好きなパイプスモーカーにはぜひ試してほしいブレンドです。しかし、なんでこんなに旨いブレンドが日本に入ってこないんだろう…。
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ピンバック: McClelland Grand Orientals: Yenice Agonya (マクレーランド イェニジェ アゴニャ) – さぼ亭日乗
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