Smokers’ Haven Exotique Mixture (スモーカーズヘヴン エキゾチック ミクスチャー)
ヴァージニア、ラタキア、オリエンタルの配合比率を足すと150%に!?(イメージ)
US$13.5/2oz也。(税・送料別)
パッケージの説明文には「バルカン」とは書いてありませんが、分類するとすればバルカンブレンドでしょうね。「新しい」エキゾチックミクスチャーとあるのは、以前同名のブレンドが存在していたからのようです。
葉っぱは細かくカットされて柔らかく、いかにも喫い易そう。火点きや火保ちで苦労する事は皆無でしょう。
肝心のお味の方は…私が今まで喫ったバルカンブレンドの中では、かなりラタキアが効いている方です。で、不思議と言うかすごいのが、オリエンタルとヴァージニアもガッツリ主張してくるところですね。「全部足したら100%を超えて150%になっちゃいました^^」みたいな感じでしょうか。全ての葉っぱが濃厚に効いて「全体で150%」みたいな状況になっているにも関わらず、全体の調和はシッカリととれていて、繊細さすら感じる…これはまさにブレンドの妙と言えるのではないでしょうか。
全般を通して味はあまり変わりません。味の素性が良いので飽きる事は無いかと思いますが、私の場合、ボウルの大きいパイプで喫うと、さすがに後半は「味覚的胸焼け」と言えるような状況にはなりました…。
あと、香りもこれまた素晴らしいです。芳醇な甘さとスパイシーさが同居して、タバコの香りには疎い私でも「これは!」と膝を打ってしまいました。
なお、前述の通り「全体で150%」的な濃厚ブレンドなのですが、結構パイプを選ぶかも。特にエアフローが良いパイプにおいて、パイプの違いが現れやすいような気がします。旨いパイプだと濃厚さを余すところなく味わえます。そうじゃない場合は、何と言うか、味がオーバーレブしちゃって旨さがスポイルされてしまうような気がします。やや渋めのパイプでチビチビやる方が無難かも。でも、エアフローが良くて旨いパイプで濃厚さを満喫するのがこのブレンドのよさを最大限に発揮できるでしょう。