パイプパイプ煙草

Samuel Gawith Squadron Leader(サミュエル・ガーウィズ スクワドロン リーダー)

100年続く旨さはダテじゃない!

Samuel Gawith Squadron Leader(サミュエル・ガーウィズ スクワドロン リーダー)
Samuel Gawith Squadron Leader(サミュエル・ガーウィズ スクワドロン リーダー)
「英国空軍少佐という製品名1914年作。当時(第一次世 界大戦)の英国航空兵に捧げられる。熟成したヴァージニアに隠し味のラタキアが、ターキッシュの香味を絶妙に引き出した芳醇無比のミックスチャー。固めに詰めてゆっくりと喫煙。
(柘製作所のカタログから抜粋)

US$10.79/50g也。(税・送料別)

缶を開けると、鰹節に若干石けんが混ざったような不思議な香り。Samuel Gawith には珍しく、あまり湿っていないので火点きは良好です。

序盤はオリエンタルを一番強く感じました。ただ、冷静に味わってみると、オリエンタル、ヴァージア、ラタキアの順で、それぞれがしっかり主張していますね。オリエンタル・ヴァージニア・ラタキアが混ざっているというよりは、独立した三本の柱が立っているような印象の味です。この手の「味独立系」のブレンドは、「ラタキアセンサーの感度を上げてラタキア感を堪能」のように、喫う人がセンサーの感度を調整する事で味の印象が変わるので飽きないですね。「感度」といっても、意図的にそちらを意識するように心がけるだけですが。

中盤以降、ヴァージニアが広がってオリエンタルを包み込んで、ラタキアがスパイスになって三本の柱が混ざり合ってきます。特にラタキアは強さとしては弱まるのですが、スパイスとしての役割に専念すると言うか、ピリリと良い仕事してくれて、ブレンドとしての「スクワドロン リーダーらしさはここからだ!」と言った印象。

インパクト勝負のブレンドではないので、正直、最初の2〜3ボウルは「?」って感じだったのですが、喫えば喫う程その旨さにやられました。いやぁ…旨い。1914年作との事なので、ほぼ100年前に誕生したブレンドですが「100年間愛されてきた実力」「古き佳きブレンド」を感じてしまいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です