Michael Lindner MAGNUM C3 FROG NIGHTSHADE
しっかりリンドナーなマグナムサイズ。
全長 | 194 mm (7 5/8″) |
ボウルの幅(外寸) | 57 mm (2 1/4″) |
ボウルの高さ(外寸) | 76 mm (3″) |
ボウルの内径 | 26 mm (1.02″) |
ボウルの深さ | 60 mm (2.37″) |
重さ | 119 g |
我が家のリンドナー ナイトシェイド3本のサイズ比較画像はコチラ。カエルマーク付の”FROG”シリーズは、リンドナーのマグナムサイズラインナップです。ちなみに、リンドナーの場合、マグナムより大きいのは “DOUBLE MAGNUM” 、コウモリマーク付 “BAT” シリーズになるようです。
このパイプ、製作中の写真が彼のツイッターに UP されている頃から気になって、妙にソワソワしていた一本。その後 The Piperack で売りに出たので、その値段に悩みつつも、これだけのパイプにはそうそう出会えないだろうと思い切って購入しました。まぁ、このサイズのパイプを作るブライアーがあれば、通常サイズのパイプを2本以上製作できる事を考えると、お得か、少なくとも妥当な値段なんですけどね。
我が家には「RADICE CLEAR MAGNUM Billiard」というマグナムビリアードがあるのですが、こちらは紹介記事でも書いた通り、火を入れるのにそれなりの覚悟が必要で、正直「使えるけれどもネタパイプと言わざるをえない」のですが、そちらに比べると重さも約1/3だし、信頼感が絶大なあのリンドナーのパイプなので、ネタパイプにはならずに、常用できる一本だろうという読みはありました。
果たして火を入れてみたところ、性能もしっかりリンドナーのパイプで、あの「スコーッと吸える」抵抗がほとんど無いエアフローで、パイプの大きさをほとんど感じられない快適な喫煙が楽しめました。とは言えこの重さなので、くわえパイプは無理。手でしっかりホールドする必要はあるので、ながら喫煙には使えません。
特に G.L.Pease のような繊細なブレンドとの相性は抜群で、普通サイズのパイプで喫煙した時に「これは…」と考えてしまうような場合にこのパイプで喫うと「なるほど!」となる事も多いです。サイズから来るおおらかさでブレンドの微妙な味加減を増幅して、そこまで神経質にならなくても楽しめるイメージですね。
写真でお分かりになると思いますが、グレインも素晴らしく、使って良し、愛でて良し。高かったけど思いきって買って本当に良かったと思っている一本です。