Mac Baren Roll Cake(マックバレン ロールケーキ)
パッケージの雰囲気と名前から、お菓子のロールケーキみたいなベタ甘着香かと思って購入してみたら、嬉しい誤算でバーレー旨ぇ!
US$11.99/100g也。(税・送料別)
ベタ甘い着香の在庫が無くなったので、説明文も読まずに「(お菓子の)ロールケーキみたいな味なんだろう」と勝手に思い込んで購入してみましたが、葉っぱが渦巻き状にロールされて円盤状にスライスされている「ロールケーキ」でした…てへ。
開封時はヴァージニアの甘い香りが漂い、ベタ甘着香じゃない事はすぐに分かりました。でもこれはこれで旨そうな香りで、逆に期待が高まります。
最初は過燃焼しやすく難儀しましたが、詰め方を試行錯誤したところ、円盤を2回くらい折って、完全にはほぐれていないけど、原型もとどめていない状態にしてパイプに固めにポンポン詰めて着火すると、快適に燃えてくれました。とはいえ熱くなりやすいブレンドではありますね。
「味」ということだと、当然かもしれませんがヴァージニアとキャベンディッシュの甘さが目立ちます。でもなぜか旨さの印象に残るのがバーレーの煙草感?なんですよね。自分の中では、バーレーはベースと言うか、他の葉の引き立て役というイメージが強く、軽く見ちゃいがちなんですけど、これはバーレーが主役でヴァージニアとキャベンディッシュが脇役ですね。特に終盤に全ての要素が濃縮されて、何ともゴージャスな煙草感のある味わいに。
ただし、比較的パイプを選ぶかもしれません。いわゆる「味が引き立つ」パイプ、自分の持っている中ではオールドブリティッシュの COMOY’S、GBD で喫った時が一番旨い。相性が悪いパイプだと、単なる「薄ら甘いブレンド」になっちゃうかも!?
この、甘さに引き立てられるバーレーの感じをなんとか言葉で表現したいのですが、ちょっと思いつかずに旨くお伝えできないのがもどかしいです。とにかく、バーレーが実に良い感じに効いていて「煙草」好きにはお薦めのブレンドなんですっ!