Smokers’ Haven IN-B-TWEEN Mixture (スモーカーズヘヴン インビトゥイーン ミクスチャー)
中庸を行くイングリッシュミクスチャここにあり！
ベッドから出てすぐにお気に入りのブライアーに手を伸ばした瞬間から、パイプをラックに戻して寝る準備をする瞬間まで楽しめる、まさに一日中楽しめる、完璧な” IN-B-TWEEN”な煙草です。
この” IN-B-TWEEN”な煙草の真の狙いは、親愛なるパイプスモーカーに、マイルドでメロウで穏やかでありながら少々リッチに振ったベストなブレンドを知ってもらう事です。”IN-B-TWEEN Mixture”の味に満足していただければ、私たちがこれらの二つをミックスした理由がお分かりいただけるでしょう。
（パッケージの説明文をさぼ亭主人が翻訳…したつもりなのですが、このブレンドの説明文が少々難しすぎるので、ちょっと自信無いです）
US$13.5/2oz也。（税・送料別）
アメリカの有名ショップ“Smokers’ Haven”のハウスブレンド。製造元は“J. F. Germain & Son”です。 パッケージ写真のキャプションでも述べた通り、説明文の解釈が何とも難しかったのですが、実際に喫いながら原文を読むと「ああ…こういう事を言いたいのかな？」と分かるような気がします。そういう意味ではブレンダーの狙いが明確に伝わっているブレンドなのかも！？
序盤はオリエンタルとヴァージニアが際立ちます。特にオリエンタルが、スパイシーでありながらクリーミーかつスムースで非常に上質。
中盤以降は若干ラタキアが強くなってきますが、目立って味が変わる事はありません。ラタキア、オリエンタル、ヴァージニアの繊細で絶妙な味わいに飽きる事は無いでしょう。ニコチンも軽めなので、本当に一日中楽しめます。
パッケージの説明文にあった「リッチ」については、どうやらヴィンテージ系のパイプの方が強く出るようです。特に序盤のオリエンタルの立ち上がり方、味の上質さが、ヴィンテージパイプと若いパイプでだいぶ違うように感じられました。オリエンタル好きの方には、ヴィンテージパイプでの喫煙をお薦めしたいです。
まとめると、インパクト的な要素はほとんど無く、こじんまりしていると言ってしまえばそれまでなんですけど、隅々まで配慮されて上質にまとめられた、まさに「中庸」を行く素晴らしいブレンドだと思います。
“Smokers’ Haven”でしか買えないのがでちょっと敷居が高いかもしれませんが、変な癖が無くて軽め、さらに燃焼も遅めで喫いやすく本当に旨いので、イングリッシュミクスチャの入門用にもぜひお薦めしたい。私も早めにリピート分を仕入れたいですね。”Smokers’ Haven”だとついパイプにも目が行っちゃうので危険ではありますが…。